2008-01-01から1年間の記事一覧

神 様 ”は” い な い の か ? 神 様 ”が” い な い の か ? 吐 瀉 物 に ま み れ な が ら 、 私 は 何 を 求 め て い る の か ど う か 信 ず る に た る 、 信 仰 す る に た る 祈 り を 、 私 に 嘔 吐 を 嘔 吐 を ま た 繰 り 返 す 月 も な い…

ぼさぼさぼさぽめぽめぽめぽめこぽめぽめこ どーしたってマイノリティだからいーじゃない でもあなたのしたことすでにだれかがしてるって あーそれも知ってる もういっそいっそと思いつつ ただこのままでいいんじゃないという その自然体こそがいちばんむず…

無声映画

しんとしたうす闇の中で 耳をすます 君の息づかい ほの明るく照らされる君の横顔 意味あるものは 世界にただそれだけ

猫の眼 ひるがえして 風の中 駆けていく 失われず この手の中 残るもの 壊れないように しっかりと握りしめて 風は強く 身を切るように 速度をあげて ただ僕は向かうだけ ただ僕は向かうだけ

「カンブリア紀」と君は微笑んだ。 それはまるで静かな絶望だった。明るくて平穏な。 どこともつながらず、ぶらさがってるだけの僕らには、 ぴったりな表現だと思った。 もうこれ以上、辿り着く場所などいったいどうして必要なのだろうか。 誰もがここでもが…

つゆときえ あわときえ つゆときえ あわときえ あわいのひかりをここに残し いまや消えることなきぬくもりは この背をおし続け ただ咲くこともなく枯れることもなき花を 君に君にと 思えども告げることなどないのだと 静かに微笑み、そっと手向ける 歩き続け…

ただひとつの記憶を

それは時に心をちりちりと焦すけれど 何もない世界で暖がとれるんだ ぼくの心静かに暖め続けた小さな炎 いつか消える時がきても ただ、残る うずくような、感覚 ずっと

スパーク

叩きつけて 塗りつけてあのまばゆい色が眼前に溢れるまでリズミカルに叩きつけてみなよもっと踊らせてみせてベイビー君のスウィングをみせてみなよ おどれ おどれ おどれシャバダ 蝋が 溶けつきるまで

霧雨の中で

まぶたのうらでくり かえすきみがちかち かひかってるどうか それだけはゆるして ほしい

Mへの質問

A : 日常生活で一番困ることはなんですか? M : 困ること…ですか。やはり靴選びですか、何せひとつ余分なものですから。笑 A : なるほど。笑 ちなみに足の形というものは左右対称というわけではないんですが、どう選ばれているんですか? M : そうですね、私…

格言、名言

この世界はジョークで成り立っている。 少なくともそうとでも考えるより、他がないようなことが、 跋扈し跳梁し、世の中を動かしている。 もし、この世界にはびこる馬鹿げたことすべて、 ジョークとして考えることすら許されないのなら、お手上げだ。 どこか…

酔えないんだ 酔いきれないんだそんなんじゃ酔えないんだ ぜんぜん酔えないんだ どうせならもっとズタボロにしてくれよ なにも見えないんだ いつから景色は灰色なんだ? 記憶さえ薄れて なにもかも まったく酔えやしない はじめから俺には居場所も逃げ場所も…

雨音に踊れ

さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなくば粉みじんに打ち砕くよ!さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなくば粉みじんに打ち砕くよ! さもなく…

ずっと一緒にいてくれる? まるで仲良しのふたごみたいにぐりとぐらみたいに煙草と珈琲みたいにがまくんとかえるくんみたいにぴったりと まるで仲良しの双子みたいに一緒にいてくれる?ああ、1年365日はかくあるべきなのにすべては気の迷いといたずらで…

真実、告げる 真実、告げる と 君は繰り返すしかしその先は一向にひらかれることはない 一枚の光り隔てた向こう側に、立ち尽くす 向かい合いながらお互いの言葉を待っている

itsumademo

まどべでまどろむノストラダムスだとか、 10分前のその想像とか、 地下鉄の深い深い階段を昇り降りする感覚 最後の踊り場で見た鮮やかな銀杏の緑はいつまでも。 もう二度と来ないとしても 三日月が笑うといまもほら、手を伸ばす オムライスオムライスオムラ…

「人格は芸術作品を作るに際して、基盤とするには取るに足らないものである」 て、ケージがいってたのを知った。今まで随分と彼の作品を誤解してたものだ。「なんと荒々しく激しい静けさか!!」だって?なんてくそったれな台詞だろうか。どれだけの物事を僕…

君の素敵なとこ 格好つけはするけれど、取り繕ってはいないところ 君の好きなとこ ガリガリの足首 まるでルパンみたいなね冷えた手でそっとつかむと その温度に身じろぎをするくるぶしにくちづけを

ある夢

空に浮かんだ、正円の虹 地平線に対して、垂直ではなく、水平に。 それはまるで空に描かれた魔法陣のように。 カメラのレンズ越しにのぞけば、それはまごうことなく意味を有していて、 何かの、母船のように、そこから鳥が旅立っていく。 肉眼では、それは見…

狂った世界に

しばらくはそれになじんだふりをするんだ、 まるで愚か者みたいにね。 何が正しいかなんて知らないけど、 何が面白いかってことだけは分かるよ。

なまえ

くちにだせば、どこにでもある記号が意味を持つ くちにだせば、どこにでもある記号が意味を持つ

交換はどこまで可能か

消費されゆく人々の傍らで 夜の暗がりにまぎれて 人知れず僕は冷凍食品とファックする

モザイク状に並べたタイルほどに堅牢とはいいがたく ただ静かに真実を見る目さえ曇らせる 便宜的に決められた 塩基配列のモデルにも劣る 君たちは果たして気付いているのか

透き間

茫洋とした時のなかで僕らは何を夢見るのか それは透き間なく満たせども混じりあうことはなく されど空白は休まらず求めあえども、ただただ心細い なにか永遠なる時間

仮説

永遠というものに形があるとするならば、 おそらくそれは二本の平行線 で あらわすことができる

よすが

満たすことはできないが それはただ静かに光ることができる ひとつながりの管 とどまることなく ただ静かに光るもの

ゴンドラ

結婚しなさいよと 首根っこつかんでがくがくと 今すぐにと脅せば すでにゴンドラの上、空高く 星をあおいでほら、世界にはふたりきり きら、きら、きらら、

イカサマナヨアケ

なにもかもがイカサマだ それでも俺は便宜的に決定をくださなきゃならない なんのために?だって 聞くまでもない 限りなくユートピアに近いこの場所で 思考停止というよりも、判断停止を強いられる 唯一の対抗手段として ただあがきつづけてる 負けるための…

ツキアカリ

幸福を確かめたくなるような夜でした ツンタカ ツンタカ 君はワルツを繰り返す 輪廻の中で 遠く億光年の夢で もし、手をとるのがもう少しだけ、 遅かったならば ワルツ、ワルツ ただワルツを 微笑みながら 続けて 冷たく丸い夜の中で遠く眺める夜でした 輪廻…