あなたが ふせる睫毛の端々に星がきらめいて

こぼれおちていく声に耳をすます ひそやかに

 

足で踏まれるかたつむりの

殻の感触と

どちらがここちよいだろうか

 

折り返し裏返し単調なる日々にあたう

 

名を呼ぶだけ刻まれる

 

誰にも追いつけない鬼ごっこ

 

虚しくおもうこともなくいられたら